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食事で歯を強くできる?

こんにちは。歯科助手・管理栄養士の長谷川です。

 

118日は「いい歯の日」

「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保っていただきたい」という願いを込めて、日本歯科医師会と厚生労働省では 1989年(平成元年)から「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020運動」を積極的に推進しています。
「いい歯の日」は「8020運動」推進のため制定されました。

 

食事で歯を強くできる?
むし歯にならない強い歯がほしい…

これまで歯の治療で苦労した人ほど、痛切に感じておられるでしょう。

強い歯づくりは生まれる前から

強い歯を作るために必須かつ重要なのは、歯の形成期にバランスのとれた

良好な栄養状態があることです。

人の乳歯はお母さんのお腹にいるうち(胎生7週頃)から作られ始め、

歯の表面のエナメル質が成熟して硬くなる「石灰化」は妊娠4カ月頃から生後約1で完了します。
永久歯は部位によって胎生期から作られるものと生まれてから作られるものがあり、

石灰化は出生後に始まって8歳頃には完了します。

丈夫な歯を作るための主な栄養素は次の通りです。

≪歯の石灰化の材料になる≫
カルシウム(ひじき、チーズ、しらすぼしなど)
リン(米、牛肉、豚肉、卵など)

≪歯の基礎となる≫
たんぱく質(魚、卵、牛乳、豆腐など)

≪エナメル質の土台を作る≫
ビタミンA(うなぎ、豚肉、レバー、ほうれん草、にんじんなど)

≪象牙質の土台を作る≫
ビタミンC(ほうれん草、みかん、さつまいもなど)

≪カルシウム代謝や石灰化の調節をする≫
ビタミンD(さんま、きのこ類、バター、卵黄、牛乳など)

 

これらが不足すると出来上がった歯に弱い部分ができてしまいます。

お腹にいる間は十分に栄養を摂れなかったかもしれない…というお母さんも、

まずは学童期までは挽回のチャンスと考えて、食を大切にすることをおすすめしたいです。

お肉も野菜も、いろいろな食品をしっかり食べるという基本が、

身体の発育だけでなく丈夫な歯を作ります。


でき上がってからはフッ素もうまく利用して

完成した歯の質は基本的に変わらず、一生涯付き合っていくことになります。

しかし、大人なってしまったからといって「もう手遅れだ」と諦めることはありません。

歯の質自体が変えられなくても、日々溶けては修復(再石灰化)を繰り返している歯の表面を

少しでも丈夫にしたり、むし歯になりにくくしたりする方法があるのです。

その一つがフッ素の利用です。

フッ素は歯のエナメル質を強化し、むし歯になりにくくする効果があることで知られています。

歯の表面が未熟な乳歯や生えたての永久歯には特に有効ですが、

歯ができ上がった大人の歯でも効果は期待できると言われています。

歯に塗ったり、フッ素入りの洗口剤で口をゆすいだりして使います。

当院では、定期検診の際、子どもから大人の方まで最後にフッ素を塗布させていただいております。

歯科の現場では、3歳ごろまで砂糖を与えられずに育った子どもは親の歯の質にかかわらず

丈夫な歯ができているというケースも多く、

遺伝要因もある一方で砂糖など環境要因も非常に大きいと考えられています。
唾液を出して歯の再石灰化を促したり、再石灰化の材料となる成分を含んだガム等を

噛むことも歯を守るのによい方法です。

歯の弱さに悩んでいる人は、こうした歯に良い習慣もぜひ取り入れてみてくださいね。



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