噛むことのメリット
こんにちは。歯科助手・管理栄養士の長谷川です。
食欲の秋ですが、皆さん食べものをよく噛んで、味わって食べていますか?
今回は、食欲の秋だからこそ気をつけたい「よく噛んで食べること」をテーマにお伝えします。
常に回数を数えていない限り、「噛んでいるつもりです」と答える方も多いかもしれません。
次の3つのうち1つでも当てはまる方は、あまり噛めていない可能性大!!
□ 食事時間が10分以内で終わる
□ パンや麺類が多い
□ ジュースやスムージーなど液体に近いものをよく食べる
よく噛むと良いことがいっぱいあります。
① 唾液を出す
② 消化吸収をよくする
③ 早食い、過食の予防
④ 脳の働きを活性化する
⑤ 首から上の血流を良くして、肌の新陳代謝を高める
⑥ あごをしっかり使い、フェイスラインをスッキリさせる
では具体的に“よく噛む”とは、どうしたらよいのかポイントをお伝えします。
① 具材を大きく切る・用意する (例:ポトフ、おにぎり、とうもろこしのかぶりつき)
② 歯ごたえを残す (調理時間を短くする、野菜の繊維をなるべく残す、肉は脂身の少なめなもの)
③ 食材の組み合わせ (豆腐などやわらかい食材を食べる時は、歯ごたえのある食材を組み合わせる
例:ごま、ナッツ類、じゃこ、れんこん、切干大根など)
④ 食事中に飲み物を置かない (お茶やお水は食事の前か後に飲む)
⑤ 足がとどくイスを使う (食事中の姿勢を正しくすると咬合力がupする!)
⑥ せかさない (ゆっくりと食事時間をとるようにする 30分程度)
これらを意識して、今日から“よく噛む”ことを意識して食事をしてみてはいかがでしょうか?