小児矯正はいつから?門真の歯医者が教える顎の発育をサポートする治療
2026.08.07
「子どもの歯並びが気になるけど、矯正はいつから始めればいいの?」「乳歯のうちから治療する必要があるの?」と迷っている親御さんは多くいらっしゃいます。
小児矯正は、大人の矯正と異なり、顎の骨がまだ成長途中であることを活かして治療を進める点が大きな特徴です。適切な時期に始めることで、顎の発育を正しい方向に導き、将来的に抜歯を伴う本格矯正が不要になるケースもあります。
「様子を見ているうちに手遅れになってしまった」とならないためにも、小児矯正の開始時期の目安と治療の流れを正しく理解しておくことが大切です。
この記事では、門真市にある須沢歯科・矯正歯科が、小児矯正を始める時期の目安・顎の発育をサポートする治療の内容・親御さんが知っておきたいポイントについて専門医が解説します。
1. 小児矯正とは?大人の矯正との違い
小児矯正とは、子どもの顎の骨が成長している時期を活用して行う矯正治療のことです。顎の骨がまだ柔軟で発育途中であるこの時期にアプローチすることで、顎の大きさ・形を整え、永久歯が正しく並ぶためのスペースを確保することができます。
小児矯正と大人の矯正の主な違い
- ●治療のアプローチ:小児矯正は顎の成長を「コントロール」することが中心。大人の矯正は出来上がった歯並びを「動かす」ことが中心。
- ●抜歯の可能性:小児矯正で顎の発育を促せると、永久歯が並ぶスペースが確保され、将来的な抜歯を避けられるケースがあります。
- ●骨格への影響:成長期の子どもは顎骨が動きやすいため、骨格レベルのアプローチが可能。大人では骨格の変化が難しく、外科手術が必要になる場合があります。
- ●治療期間:小児矯正は成長の終わりまで長期管理が必要なケースがあります。
小児矯正のメリット
- ✔顎の成長を正しい方向に導き、歯並びの土台を整えられる
- ✔将来的な本格矯正が不要になる、または期間・費用を軽減できるケースがある
- ✔抜歯を伴う矯正が不要になる可能性が高まる
- ✔口呼吸・舌の癖など、歯並びに悪影響を与える習慣を早期に改善できる
- ✔虫歯・歯周病のリスク軽減にもつながる
2. 小児矯正はいつから始めるべき?時期の目安
小児矯正の開始時期は、一般的に「乳歯と永久歯が混在する混合歯列期」と「永久歯が生え揃った後」の2つのタイミングに分けられます。お子様の状態によって最適な時期は異なりますが、まずは6〜7歳ごろを目安に一度相談に来ていただくことをおすすめします。
第1期治療(小学生ごろ:6〜12歳頃)
乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に行う治療です。顎の骨がまだ成長段階にあるため、骨格的なアプローチがしやすい時期です。
- ●顎を広げて永久歯が並ぶスペースを確保する
- ●受け口(反対咬合)や出っ歯などの骨格的な問題を早期に改善する
- ●口呼吸・指しゃぶり・舌の癖などの悪習慣を改善する
- ●使用装置の例:拡大床(顎を広げる装置)・ムーシールド・フェイスマスクなど
第2期治療(中学生以降:12歳頃〜)
永久歯が生え揃った後に行う、大人の矯正に近い本格的な歯列矯正です。第1期治療で顎の発育が整っていると、第2期治療がスムーズに進むケースが多くあります。
- ●マウスピース矯正(インビザラインなど)やワイヤー矯正で歯並びを整える
- ●第1期治療を受けた場合、第2期が不要または短期間で終わるケースもある
3. 小児矯正で行う治療の内容
小児矯正では、お子様の年齢・歯並びの状態・顎の発育状況に応じてさまざまなアプローチを行います。代表的な治療内容をご紹介します。
① 顎を広げる装置(拡大床)
顎が小さくて永久歯のスペースが足りない場合に、顎を少しずつ広げる取り外し式の装置です。永久歯が正しく並ぶための土台を作ります。定期的に装置の調整が必要です。
② 受け口・出っ歯への早期対応
受け口(下顎が前に出ている状態)や出っ歯(上顎が前に出た状態)は、骨格的な問題を伴う場合が多く、成長期に早期治療を行うことで改善しやすくなります。フェイスマスク・ムーシールド・ヘッドギアなど、症例に応じた装置を使用します。
③ 口腔習癖(悪い癖)の改善
口呼吸・指しゃぶり・舌を前歯に押し付ける癖(舌突出癖)・頬づえなどは、顎の発育や歯並びに悪影響を与えます。これらの習慣を改善するためのトレーニングや装置を用いたアプローチを行います。
④ 定期的な経過観察
すぐに装置を使って治療を始めるのではなく、顎の発育・永久歯の生え方を定期的に確認しながら、最適なタイミングで治療を開始することも小児矯正の重要なアプローチのひとつです。
4. こんな症状は早めに相談を!見逃しやすいサイン
「まだ乳歯だから様子を見よう」と思っていても、実は早めの対応が必要なサインがあります。以下に当てはまる項目があれば、一度専門医にご相談ください。
歯並び・噛み合わせのサイン
- ✔下の歯が上の歯より前に出ている(受け口)
- ✔上の歯が極端に前に出ている(出っ歯)
- ✔歯がデコボコしている・重なっている
- ✔上下の前歯が噛み合わない(開咬)
- ✔左右どちらかにズレて噛んでいる(交叉咬合)
- ✔乳歯がなかなか抜けない・永久歯がなかなか生えてこない
生活習慣・癖のサイン
- ✔口をいつも開けて呼吸している(口呼吸)
- ✔指しゃぶりがなかなかやめられない(3歳以降も続く場合)
- ✔舌を前歯に押しつける癖がある
- ✔頬づえをよくついている
- ✔食事のときにうまく噛めていない・片側ばかりで噛む
5. 門真市で小児矯正なら須沢歯科・矯正歯科へ
須沢歯科・矯正歯科は、院名に「矯正歯科」を冠するほど矯正治療に力を入れており、小児矯正から成人矯正まで幅広く対応しています。「子どもの歯並びが気になる」という段階からお気軽にご相談ください。
① 小児矯正から成人矯正まで一貫対応
第1期治療(小学生ごろ)から第2期治療(中学生以降)まで、成長に合わせて継続して矯正管理を行います。転院の手間なく、お子様の歯並びの変化を長期的に見守ることができます。
② シミュレーションで治療後のイメージを共有
治療前にシミュレーションシステムを使って、矯正後の歯並びを画像でご確認いただけます。お子様本人も治療のゴールをイメージしやすく、治療へのモチベーション維持にもつながります。
③ 虫歯・歯周病も含めた総合的なお口の管理
矯正中は汚れが溜まりやすいため、定期的なクリーニング・虫歯チェックも並行して行います。お子様のお口の健康を総合的にサポートします。
④ 土曜日も診療・お子様連れでも通いやすい環境
土曜日も終日診療しており、学校のある平日でも週末に受診いただけます。京阪大和田駅から徒歩0分・提携駐車場もご利用いただけるため、お子様連れでも通いやすい環境です。
矯正治療の詳細は矯正歯科ページを、費用については料金表ページもあわせてご覧ください。
「子どもの歯並びが気になる」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
初めてご来院の方はWEB予約が便利です。再診の方はお電話にてご予約ください。
監修:須沢歯科・矯正歯科 院長 平山富興
日本臨床歯周病学会 認定医 / 日本口腔インプラント学会 会員
国際口腔インプラント学会(ISOI)認定医 / 日本歯科審美学会 会員
厚生労働省認定 臨床研修指導医 / JIADS 常任講師