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免疫力を高めましょう

こんにちは。歯科助手・管理栄養士の長谷川です。

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行に不安を感じておられる方も

多いのではないでしょうか?

予防には、咳エチケットや手洗いや3密(密閉・密集・密接)を避けるなど、

一人ひとりの心がけが大切です。

また、日頃から栄養状態を良好に保ち、免疫力を高めることも大切になります。

 

今回は、栄養療法を専門とする日本最大の学会「日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)」から、

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療と予防に関する栄養学的提言」が410日に

発表されたことを受け、その内容の一部をお伝えします。

 

高齢になるほど免疫力が低下し、感染症にかかるリスクが高くなるので

今回のようなウイルスが身体に入ると、重症化しやすいことが考えられます。

 

一般の方が自分の栄養状態を確認する第一歩は、定期的な体重計測です。

徐々に体重が減っていないか、痩せすぎていないか、変動をチェックしてみてください。

傷が治りにくい、皮膚が荒れやすい方は、たんぱく質や微量栄養素の不足かもしれません。

また、日頃風邪をひきやすい方は、免疫力が低下している可能性が考えられますので、

ご自身が栄養バランスのよい食生活をしているか振り返ってみましょう。

 

免疫力の低下は、痩せすぎたり、バランスの悪い食事が習慣化してくると起こると言われています。

例えば、「カップラーメンにおにぎり」といった食生活になっている方は、

「たんぱく質不足」「微量栄養素不足」が心配です。

カップラーメンを食べるときは、野菜を電子レンジなどで加熱し、サラダチキン、チーズ、

うずらの卵の水煮、納豆など、加熱が不要なたんぱく質源の食品を常備しておき、

温めた野菜と一緒に食べると、グッと栄養バランスが良くなります。

 

このように栄養バランスのよい食事をするうえで、一番大切なことは

毎食、主食・主菜・副菜の3点が揃っているかどうかです。

これらを揃えたうえで、免疫力を高めてくれる栄養素を意識して摂るようにしましょう。

 

たんぱく質は、炭水化物や脂質と共にエネルギー源となる栄養素のひとつです。

たんぱく質の中でも分岐鎖アミノ酸(BCAA)が、身体の中の細胞や体タンパクを壊さず、

合成するのに役立つことが分かっています。

BCAAは、マグロの赤身、カツオ、鶏肉、牛肉、卵、牛乳などに多く含まれています。

基本は偏らずにたんぱく質源を多めに摂るとよいでしょう。

 

緑黄色野菜は、免疫機能に影響する栄養素が多いので、どんな種類でもよいので

多めに食べるのがおすすめです。

 

微量栄養素の中でも特にビタミンDの欠乏は、インフルエンザなどのウイルスに感染しやすく、

憎悪しやすいと考えられています。

ビタミンDは、主にカジキ、サケ、サンマ、イワシ、サバ、ブリ、マグロなどの魚類や

       干ししいたけ、マイタケ、キクラゲなどのきのこ類や牛乳、卵に多く含まれています。

ビタミンDの生体内生成を促すには、2回、1530分ほどの日光浴が有効です。

 

今回のコロナなどのように、その治療法や予防法が確定していない感染症は

免疫力がポイントになります。「予防が最大の治療」です!


普段から、バランスのとれた食生活を積み重ねることが、生活習慣病を防ぎ、低栄養状態を改善し、

感染症に対する「備え」につながります。

元気においしく食べて、活き活きと生きることを心がけましょう!


 

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