インプラントとは
「インプラントは1本からすべての歯、場所を問わず埋め入れ可能です。」
インプラントは従来の治療方法とは違い、歯根と同様の機能を果たす支柱(チタン製のインプラント)を顎の骨に埋め入れてから
人工歯を取りつけますので、しっかりと噛むことができます。また、被せる人工歯にはセラミックを使用。
周囲の歯に溶け込む色調・透明感に仕上がりますので見分けがつきません。
身体上、外科手術が可能で、顎の骨が十分にあれば、ほとんどの方にご提供可能です。
当院のインプラント治療
「経験豊富な院長が、最良の治療方法でインプラント治療を行ないます。」
院長は約2000名以上の患者さまへ、インプラント治療を提供しているだけでなく、大阪歯科大学でのインプラントコースの講師や、歯科医師向けのセミナーなども務めており、その的確な診断と精密な治療技術には定評があります。幅広い知識と長年に渡る経験をもとに、これからも、さまざまな患者さまへ的確なインプラント治療をご提供させていただきます。虫歯や歯周病で歯を失ってしまった方、入れ歯やブリッジに不満のある方、他院で「インプラント治療はできない」と診断された方など、まずは当院までお気軽にご相談ください。
インプラント治療の流れ
カウンセリングでは、歯のお悩み・ご要望そして全身の健康状態なども伺い、口内を視診させていただきます。また、インプラント治療についての質問・疑問などにも丁寧にお答えいたします。
治療計画の立案
CT撮影などの精密検査を行なってインプラント治療が可能かどうかお調べいたします。その後、可能であると診断した場合、具体的な治療方針と治療計画を立案していきます。
虫歯や歯周病治療・歯のクリーニングなど、健康な口内をつくりあげたのちに、インプラントを埋め入れていきます。外科手術ですので局所麻酔を施しますが、その日のうちにご帰宅いただけます。
インプラントは顎の骨としっかり結合させることが必要です。治療本数や口内の条件によりますが、およそ半年前後の治癒期間を設けます。その間は、仮歯を装着していただきます。インプラントが顎の骨に定着したことを確認後、インプラントと人工歯をつなぐ部品(アバットメント)を取りつけます。
歯型を採取して、周囲の歯と調和する色の人工歯を制作します。その後、付けておいたアバットメントに被せて固定させ、噛み合わせなどの微調整を行ない、完了です。
インプラントは、人工歯を取りつけてからの「定期的なメンテナンス」が重要です。ケアを怠ると歯周病のような状態となり、インプラントが脱落する可能性もあります。常に口内を清潔にするよう心がけ、歯科医院でのクリーニング・口内のチェックを定期的に行ないながら、末永くしっかり噛める食生活を送りましょう。
他の治療との違い
どのような治療方法にも必ず、メリット・デメリットがあります。
患者さまの口内環境とご要望を照らし合わせ、最適な治療方法を選択していきましょう。
ブリッジ
- メリット
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- 歯のない部分の周囲に健康な歯があればすぐに治療できます。
- 固定式で、入れ歯よりも安定感があります。
- セラミックを使用すれば、見た目も自然です。
- デメリット
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- 周囲に健康な歯があることが条件です。
- 周囲の健康な歯を削ることになり、負担をかけます。
- 食べカスが溜まりやすく、不衛生になりがちです。
入れ歯
- メリット
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- どなたでもすぐに治療できます。
- 取り外せるのでメンテナンスがしやすいです。
- 自費診療の場合、治療方法・歯科材料の選択肢が豊富です。
- デメリット
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- 咀嚼力がやや低下します。
- 保険診療の入れ歯ですと厚みがあり、違和感が多いです。
- 顎の骨が痩せると作り直しが必要です。
インプラント
- メリット
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- しっかり噛めますし、違和感もありません。
- 自然な色・ツヤを再現でき、見た目が美しいです。
- 周囲の歯に負担をかけません。
- デメリット
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- 外科手術が必要となり、自費診療ですので高額です。
- 長期の治療期間が必要です。
- 患者さまの口内の条件によって治療ができない場合があります。
インプラントと再生医療
再生医療とは自分自身の細胞を利用して、損なわれた身体の部位に対する「機能の再生」をはかる最新の医療のこと。インプラント治療ではこの再生医療を活用し、顎の骨を再生させることで、インプラントを埋め入れるための十分な骨の量を確保することができます。ご自身の血液を利用できますので患者さまへの負担も少なく、安全に治療を行なうことができます。
PRP再生療法
PRPとは、Platelet Rich Plasma(多血小板血漿)の略語です。採取した血液を遠心分離機にかけて、分離・濃縮したもの(血漿:けっしょう)を取り出します。その血漿には、止血作用・歯槽骨や歯周組織の再生・治癒促進などの性質があります。インプラント治療には人工骨(またはご自身の骨)と混ぜて使用することで、顎の骨の量を無理なく増加することができますので、骨量が少ない方であっても埋め入れ可能な状態に仕上げることができます。また、抜歯や歯周病の治療などにも応用し、早期回復・治療後の腫れや痛みの軽減などに役立てることができます。
CGF再生療法
CGFとは、Concentrated Growth Factorsの略語です。人はケガで血管に傷がついたとき、その部分を埋めるために血液を固めようと「フェブリン」という物質がつくられ、傷を修復させようとします。CGF再生療法では、患者さまの血液を遠心分離機にかけ、そのフェブリンが多く含まれたゲル状のものを人工的に抽出します。インプラント治療に使用する際は、骨が足りない場所に補填したり、膜状にして顎の骨を覆い、骨の再生を促す治療などに使用します。添加物を使わずにそのまま使用できるので感染リスクがなく、安全な治療方法といえます。
「須沢歯科・矯正歯科では、再生療法を積極的に取り入れております。」
これらの再生療法はすべての歯科医院で行なっているわけではありません。当院ではより多くの方へ、安全なインプラント治療ご提供するために。最新の治療技術を学びながら日々経験を積み、幅広い治療方法をご用意しております。他院にて顎の骨が少なく、インプラントが不可能といわれた方、できるだけ短期間かつ、身体への負担がより少ないインプラント治療を希望される方なと、まずは当院までお気軽にご相談ください。